ADHD(注意欠如多動性障害)とは?ひょっとして落ち着きのないうちの子も・・・。

ADHD(注意欠如多動性障害)と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?

近年、メディアで紹介される事も増え認知度が上がっている発達障害の一種です。
子供に症状が多く見られると言われていますが、大人でも症状が見られる場合があります。

ADHD(注意欠如多動性障害)について、簡単にご紹介いたします。

ADHD(注意欠如多動性障害)は不注意、多動性、衝動性の3つの症状が見られる発達障害です。
多動性障害などとも言われています。

かつては、注意欠陥多動性障害と言われていたのですが、日本精神神経学会のガイドラインが変更され、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。

ADHD(注意欠如多動性障害)の症状を持つ子供は、学齢期(小中学校)で3~7%くらい存在すると言われています。

女の子よりも男の子の方が症状の現れる確率が3~5倍ほど多い特徴があります。

また、症状の診断時期も女の子が12歳ごろであり、男の子は8歳以前と男女差が出る傾向にあります。

ADHD(注意欠如多動性障害)の症状は、かつて「落ち着きのない子」と言われていた子供に多い症状です。
一つの事に集中するのが苦手で細かな作業をすると単純なミスが多くなったりします。

授業中など、じっと座っていなければならないシチュエーションが苦手です。

無理にじっと座らせたりすると、身体をくねらせたりする傾向にあり、身体の動きをコントロール出来ず落ち着けなかったりします。
そして、欲求を果たしたい衝動が強く、ゲームに割り込んだり、質問を最後まで聞けなかったりします。

ママやパパたちも思い当たりませんか?
小学校のころに、授業中にウロウロしたり、いつもお喋りをしたりしていた子がいませんでしたか?

昔は、発達障害は広く知られていませんでした。
ただ単に、落ち着きがない子、しつけがなっていない子と一括りにされていました。

ADHD(注意欠如多動性障害)の症状を持つ子供は、周囲とのトラブルを起こしやすいと言われています。
友達とうまく遊べなかったり、仲良くできなかったりもします。

ADHD(注意欠如多動性障害)の症状が誤解され、学習能力の低い子、反抗的な子、情緒不安定な子と言われることが多く、内心傷付いている子供が多いんです。

ADHDの判断基準は、アメリカ精神医学会の「精神疾患の診断とマニュアル」になります。
医師は、子供本人と保護者に対し学校での様子や子供の悩みなどを問診します。

必要であれば、身体検査・頭部画像検査(MRI)・脳波検査などを行います。
他の障害や疾患の有無を確認したうえで、診断を下します。

ADHD(注意欠如多動性障害)は、本人が適切な行動を学び保護者も対処方法を学ぶことで、症状の改善を支援することができます。

また、人とのかかわりを含めた環境を整えることも大切です。
その上で、必要に応じて症状を改善する治療薬が処方されたりもします。

ADHDは決して、躾や教育の問題ではありません。

ADHD(注意欠如多動性障害)は実は珍しい病気ではありません。
周囲や本人の意識を改善することで対処することが大切です。

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