ADHD(注意欠如多動性障害)の衝動性。決して躾の問題ではないんです。

ADHD(注意欠如多動性障害)と言う言葉が近年注目されています。

子供の問題行動の原因としてADHD(注意欠如多動性障害)が関係している場合があることがわかってきました。
原因が判れば対処することが出来るので、問題行動に悩む保護者から注目されています。

ADHD(注意欠如多動性障害)とは、不注意・多動性・衝動性の3つの症状を持つ障害です。
ADHD(の子供は、家庭や学校でいわゆる「問題行動」と呼ばれる行動を取ってしまうため、生活する上で多くの困難に直面してしまいます。

ADHD(注意欠如多動性障害)のうち衝動性について、詳しく紹介します。

ADHD(注意欠如多動性障害)の衝動性の症状とは?

ADHD(注意欠如多動性障害)の衝動性の特徴は言葉の通り、考える前に衝動的な行動を取ってしまうことです。

思いついたらすぐ行動に出てしまうので、道路への飛び出しによる事故や、兄弟友達へ乱暴してしまいケンカに発展するなどの問題を起こしてしまいます。

衝動的に行動してしまうので、順番を待つことがとても苦手で、割り込んだりしてトラブルを起こすこともあります。

自分が「やりたい」と思った時、その気持ちを抑えることが難しく行動に移してしまいます。

ADHD(注意欠如多動性障害)の衝動性を持つ子供は、決してルールを理解していない訳ではありません。

ルールは守らなければならないことも判っているし、やってはいけないことも判っています。
判っていても、気持ちにブレーキをかけることが出来ないので、行動してしまうのですね。

衝動性の強い子供は、多くのトラブルを起こす傾向にあります。

おもちゃを早く貰いたい・見たいと言う衝動が抑えられず、「ちょうだい」や「見せて」を言う前におもちゃを取ってしまいトラブルになったりします。
やりたいことができない時、癇癪を起こし乱暴な行動に出てしまうこともあります。

結果として、友達とのケンカも多くなり、仲間はずれにされてしまうこともあります。

本人としては、衝動を抑えられないことが苦になっているのに、周囲からはただの我がままと見られてしまいます。

衝動性の強い子供の対処を、家族内だけで対処するのは難しいでしょう。

もしかしたらと感じた場合は、医療機関や校医、養護教諭、スクールカウンセラーなどに相談してみてください。
そして、子供の「衝動を抑えないのではなく、抑えられないのだ」と言う状態を周囲の人々に理解してもらうことが大切だとされています。

ADHD(注意欠如多動性障害)だと言う診断が下って、対処方法を学んだとしてもすぐに効果が現れないこともありますが、焦ることなくじっくりと子供の向き合って上げて下さい。

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