ADHD(注意欠如多動性障害)はどうやって判断するの?診断基準とは?

近年、ADHD(注意欠如多動性障害)について語られることが増えてきました。

学校などで問題があると言われた我が子の行動を振りかえり、
「ADHD(注意欠如多動性障害)ではないか?」
と考えるママやパパも増えたのではないでしょうか。

授業参観で、始めて自分の子どもの授業風景を見て、驚くママやパパも多いんです。
「うちの子、周りの子と違う・・・。」
と気がつくキッカケでもあります。

ADHD(注意欠如多動性障害)とは、不注意、多動性、衝動性の3つの症状が見られる発達障害のことを指します。
年齢に不釣合いな行動を取ることで、学校での生活や社会生活に支障をきたす障害です。

「不注意」は、忘れ物が多かったり片付けや整理整頓が苦手であったりする傾向があります。
集中力が切れやすい一方で、自分の興味のある事に対しては集中しすぎの傾向があり、集中力の切り替えが出来ないことがあります。
気が散りやすいので、話を聞いていない様に見えたりします。

「多動性」は、落ち着いてじっと座っていたりすることが苦手です。
無理に座らせても、ソワソワと体が動いてしまいます。
公共の場など、静かにすることが強いられる場所でも静かにすることができません。

「衝動性」は自分の欲求を抑えられない傾向が現れます。
順番が待てない、会話の流れを気にせず自分の言いたいことを言う、人の作業を遮っても自分がやりたいことをやるなどの行動が見られます。

ADHD(注意欠如多動性障害)の特徴的な症状は3つですが、人によってどの症状が強く現れるかは異なります。
性別によって、どのような症状が強く現れるかが異なります。

ADHD(注意欠如多動性障害)の診断基準は、アメリカ精神医学開の「精神疾患の診断とマニュアル」になります。
何度かの改定が行われ、2013年に「DSM-5」が発表されました。
これによると、不注意、多動性、衝動性の症状が12歳よりも前から見られ、この症状が6ヶ月以上継続している場合が当てはまるとされています。
また、学校だけ、家庭だけで症状が現れるのではなく、2箇所以上の場所で症状が見られることも基準のひとつとされています。

しかし、「注意力がない」「落ち着きがない」「衝動的」これらの症状は、ADHDの特徴的な症状であると同時に、子供にはよく見られる症状でもあります。
また、他の病気や障害によって現れる場合もあります。

ADHD(注意欠如多動性障害)と同じ様な症状が起こりえる精神疾患は、自閉スペクトラム症や双極性障害など多くあります。

我が子の症状がADHD(注意欠如多動性障害)であるのか、他の障害や病気のせいなのか、または全く問題がないのかを判断するのは難しいです。
ADHD(注意欠如多動性障害)の疑いを持った場合は、自己判断で解決するよりも病院へ行って診断を仰ぐ方が良いですよ。

専門の医師に判断してもらうことで、子どもに合わせた対処方法が見つかります。
病院は敷居が高いかもしれませんが、早く判断をすることで子どもにとっても生活しやすくなるんですから。

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